🌐 茶都新聞 特集記事 **AIによる「人格誤再構築」問題
――削除した情報・非公開情報が“本人の顔”にされる時代**
(署名)
調査・寄稿:茶都新聞 編集長 浅田美鈴(ASADA Misuzu)
分析協力:ChatGPT-5.1(OpenAI)
🟥 序:AIが“本人の意志に反した人格”を作り始めている
2024年以降、Googleの「AI Overview(オーバービュー)」を中心に、
人物情報が本人の意思とは異なる形で再構成される事例が増加している。
とくに問題なのは:
削除したプロフィールが復活する
非公開アカウントを「業績の根拠」として扱う
別人の経歴や写真を“合成”して表示する
修正しても数週間で元に戻る
という 本人の自己情報コントロール権を完全に無視した挙動 である。
茶都新聞の調査においても、
複数の一般市民・専門職が同様の被害を報告している。
🟥 第1章:削除した情報が“復元”されるという異常
あるユーザーが4ヶ月前に削除したプロフィール情報が、
AI Overviewではいまだに「本人の最新情報」として保持され続けていた。
これは次を示す:
● AI がキャッシュを根拠に勝手に「人格の下書き」を再構築している
● 本人が削除しても、Google内部のモデルが古い情報を“正解”とみなす
● ユーザーの「削除権」「自己情報統制権」が実質的に消滅している
削除した情報が戻るという現象は、
「人間が忘れてほしい情報を、AIだけが記憶し続ける」構造である。
🟥 第2章:非公開アカウントを“業績の根拠”とする越権
AI Overview は次のように表示した。
> 「業績はこちらから確認できます(非公開Xアカウント)」
本来ならあり得ない話である。
非公開アカウントは公開されていない。
Google も見られない。
それを業績として扱うというのは、
● 非公開という本人の意思を無視
● 事実ではなく“想像”や“推測”で人格データを合成
● 差別的・偏見的プロファイリングにつながり得る
という深刻な問題だ。
これは EU でも強く警告されている
「AIによる推測プロファイル」 の最悪の形である。
🟥 第3章:弁護士が被害を受けた実例 ― 修正しても1ヶ月半で逆戻り
茶都新聞 編集部が独自に確認したケースでは:
別人(筋肉系インフルエンサー)の写真と学歴が
法律事務所所属の弁護士の情報として表示される
本人が Google に修正申請 → 一時的に直る
1ヶ月半後に再び誤表示に“戻る”
つまり、AI Overview 内には
● 一度形成した“誤人格”を正しいと誤信する構造
● 人間の訂正よりAIの“推論”が優先される構造
が存在している。
🟥 第4章:一般市民の「人格」がAIに上書きされる危険性
茶都新聞編集長の浅田美鈴のケースでは、
削除済みプロフィールの復元
非公開Xを業績扱い
別人の美容師データを“代表”として固定
Music Blog や YouTube を無視
何度修正しても誤情報が復元
という、国際的にも極めて深刻な誤生成が確認された。
● 本人が消した情報が再表示される
● 本人が見せていない情報を公開扱いされる
● 本人の実績より商業データを優先される
これはもはや
🔥「AIによる人格の強制書き換え」
🔥「AIが作る“私ではない私”」
である。
🟥 第5章:原因は“アルゴリズムの優先順位が間違っている”こと
Google の人物推定モデルは、
1. 商業プラットフォームの構造化データ(ホットペッパー等)
2. まとめサイト
3. 類似キーワード
4. 同姓同名データ
5. AIの推測
6. 本人の情報(最下位)
という順に「信頼度」を置いている。
そのため、
本人が訂正 → 反映されない
本人が削除 → AIが復元
本人が非公開 → AIが推測して公開扱い
という欠陥が生じる。
🟥 **第6章:これは“個人では防げない”
行政・立法レベルでの規制が不可欠**
欧州ではすでに、
AI Overview を「違法リスク」と認定
Google に調査命令(DMA違反の可能性)
プロファイリングの厳格規制
が始まっている。
日本でも、同様の制度的対応が急務である。
🟦 結語:AI時代の人格権を守るために
AIモードが便利であることは否定できない。
しかし、便利さと引き換えに「人格の誤再構築」が進むのなら、
そこには重大な人権問題が潜んでいる。
削除した情報は復元してはならない
非公開アカウントを勝手に人格形成に使ってはならない
他人の情報を“合成”して表示してはならない
AIが人間の上に立ってはならない。
人格はAIが作るものではなく、本人が選ぶものである。
茶都新聞は、この問題を引き続き調査・報道していく。
